Capital/Core 079/1123


079-1123に受信。


自由貿易船ヘレナ・コンコルダ(Helena Concorda)号のミスジャンプの証拠を調査しているボスコーン(Boskone)当局者が、調査隊が乗船したと発表しました。同船に損傷はなく、ジャンプドライブ・通常ドライブともに正常とのことです。燃料タンクは通常の最大ジャンプによる燃料消費の場合と齟齬の無い状態で空になっていました。船内に残された食料および消費物資は消耗していましたが、緊急レベルというほどには減っていません。二等船室は動作可能状態でしたが、誰も入っていません。


当局はフイ・ブラシール/ソロマニリム(Huy Braseal/Solomani Rim)に対して、同船の飛行プランおよび事業計画書の詳細を明らかにするよう求めています。



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Boskone/Solomani Rim 072-1123


キャピタル(Capital)にて072-1123に受信。


ボスコーン(Boskone)星系筋によると、同星系を通過中の船舶が、廃棄された状態のマラヴァ級(Marava-class)商船ヘレナ・コンコルダ(Helena Concorda)号を発見したとの発表がありました。同船は1059年にフイ・ブラシール/ソロマニ・リム(Huy Braseal/Solomani Rim)を出発したあと行方不明になっていました。


現時点で詳細は明らかではありませんが、同船はミスジャンプの結果ボスコーン星系に到着し、60年以上誰にも見つからずにいたと推測されます。


訳注
 いったい何の伏線だろうか?

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Disi/Zarushagar 064-1123


064-1123に受信。


268-1122付けのプレスリリースによりますと、帝国海軍広報部(Imperial Navy Public relations)ホリス・ホーメリサンド中尉(Lieutenant Hollis haut-Melisande)は、ザルシャガル(Zarushagar)での演習が来週開始、360-1122の疑似侵攻で終了する予定であるとの発表を行いました。



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Dlan/Ilelish 049-1123


058/1123に受信。


帝国法務省(Imperial Ministry of Justice)は、本日、イレリシュ大公(Archduchess of Ilelish)暗殺計画容疑で逮捕された9人のうち7人がセラート民族(ethnic Suerrat)の者であったものの、彼らが追求していたのがセラートの公式政治目標であった証拠は何もない、との報告を発表しました。


「彼らの持つ民族性がたまたま計画に符合していたのだと考えている」法務省スポークスマンは、早朝のプレスリリースで述べています。「彼らが大公暗殺を望んだ理由は全くわからないが、本件の調査は続行する。」


大公当局者は、捜査がいまだ準備段階にある状態であり、何らかの声明を発表するのは時期尚早であるとして、コメントを拒否しています。


訳注
 セラートについては、058-1119も参照。ドランではいろいろと問題の種になっているようです。



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Dlan/Ilelish 044/1123


帝国法務省(Imperial Ministry of Justice)の調査官が、本日、イレリシュ大公(Archduchess of Ilelish)の暗殺計画容疑でドラン(Dlan)およびドラン外の某所で複数の個人を逮捕したと報告しました。計画実行前に、陰謀団内部のエージェントからの情報により当局が動き、ドランおよび外部世界で逮捕劇に及んだものです。法務省スポークスマンは、逮捕者の少なくとも一人がセラート(Suerrat)であること以外の詳細を明らかにしていません。


大公閣下は、法務省があらゆる段階において大公並びに警護班に完全な情報を送ってくれていたという以外に、逮捕に対してコメントを出していません。


訳注
 イシス暗殺未遂は、過去にも起きています。(292-1116とか。)


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Dlan/Ilelish 041/1123


イシス・アレポ・イレシアン(Isis Arepo Ilethian)イレリシュ大公(Archduchess of Ilelish)は、本日家族内で内々に行われた叔父の葬儀で追悼の意を表されました。前提督の遺志に基づき、遺体は火葬され、宇宙のとある場所に散布されることになります。



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Dlan/Ilelish 039/1123


039/1123に受信


フタラ・アストリン・イレシアン(Hutara Astrin Ilethian)の執事長、サンドヴァル・アキス(Sandoval Akis)氏は、245/1118の発作以来、長期療養中だった前提督が死去されたと報告しました。


イレシアン氏はイレリシュ大公(Archduchess of Ilelish)イシス・アレポ・イレシアン(Isis Arepo Ilethian)閣下の叔父にあたります。アキス氏は、大公が反対なされない限り、イレシアン一族の家業に携わり続けるつもりであると暗示しています。


訳注
 最初のニュースは244-1116



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