Capital/Core 302-1118


皇宮筋によりますと、本日、ストレフォン皇帝陛下(Emperor Strephon)が来る在位50周年(Golden Jubilee)を記念しての帝国公式肖像を作成するためにお選びになった12人の芸術家が発表されたとのことです。


皇帝陛下は、二次元写真、三次元写真、幾つかの彫刻類、そして、イリジウム玉座(the Iridium throne)におかけになった伝統的ポーズでの公式肖像画などを含む、様々な様式についてそれぞれ芸術家を選ばれます。ストレフォン皇帝は、伝統的な油彩画(the traditional oil on canvas technique)の製作者として、ソロマニ人のモビ・ブランヤン・イブ=ドー(Mobi Branjan Ibn-Daud)氏を選ばれました。


イブ=ドー氏の両親はソロマニリム(the Solomani Rim)のヴァネファ(Vanefa)出身。ドー氏は11年前にキャピタル(Capital)に来て、シリア大学(the University of Sylea)で芸術を研究しており、それ以来大きな名声を得ています。イブ=ドー氏の創作は多くの分野に渡っており、伝統的油彩画の分野での名声は、より近代的な分野でのものに劣りません。


訳注
 ヴァネファはテラから20パーセクほどのところにある高人口/高テクノロジーの世界ですが、ソロマニ主義の影響が少ない地域です。



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