Esperance/Solomani Rim 234-1120


第1291植民地艦隊(the 1291st Colonial Fleet)のスポークスマンがエスペランス星系(Esperance system)深部で戦闘が起きているとの断片的な報告を認めました。「人類種族が乗り込んだエスペランスのSDB(SystemDefenceBoat:星系防衛艦)数個中隊がミラグロ条約(Treaty of Milagro)に反して人類ブロック(Human Bloc)側に立って参戦している」と帝国海軍(IN:ImperialNavy)のフィール・ウィルソンマクレイグ中尉(Lieutenant Fielle Wilson-MacCraig)は語りました。「これは帝国に対する反逆とみなされるため、我が軍は断固たる対応を行った。第1291植民地艦隊の分遣隊が、反逆を企てたSDB部隊を粉砕したことをお伝えしたい。僅かに残った敵残存部隊は、星系深部に追い散らされた。」


別のニュースですが、ウィルソンマクレイグ中尉はエスペランス地域の帝国海軍指揮官の間に緊張関係があるとの噂を否定しました。「惑星の監視・封鎖に当たっている全ての海軍指揮官は、指揮系統に従う義務を充分に自覚している」と記者会見が終わる前に語りました。


訳注
 ミラグロ(Milagro)という星系がスピンワードにはありますが、おそらく無関係でしょう。
 この戦争については、177-1120に開戦、201-1120、225-1120に記事があります。



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