Ludmilla/Solomani Rim 275-1120


数次に渡る会議の末、ルドミラ(Ludmilla)政府、ヴェガ人ツフール(tuhuir:共同体)エウム・シャオ・グイ(Ewm Shao Gwi)、そして帝国の間で法的問題の合意に達しました。ルドミラ政府はルドミラにおけるヴェガ人の商活動をこれ以上国有化せず、ヴェガ人の船舶に対しても危険なボスコーン(Boskone)星系を経由する他の船同様の保護を与える、というものです。エウム・シャオ・グイ側がどのような譲歩をしたのかは、現時点では明らかではありません。


ルドミラの人類優越主義者(Human supremacists)は合意に反対の声を上げていますが、意外にも、人類系市民の多数は沈黙を守るか、支持の声を上げています。星系外の多くのオブザーバーの想定に反して、恐らく、人類系住民の大半は、反ヴェガ政策にそれほど関心は無いのでしょう。


訳注
 関連ニュースは、040-1118、238-1120。
 エスペランスでの戦争が飛び火してくる前に、1ヶ月ほどで合意に達しました。



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