Scandia/Solomani Rim 268-1121


シルク・ロード・ファクター号(Silk Road Factors)のバーナード・オニール(Barnard O'Neill)船長は惑星メディアで話題の一連のインタビューを受けています。このインタビューは、この数ヶ月は表面上は活動が禁止されているククルカン(Kukulcan)星域で、帝国籍の自由貿易商人や小口貿易商人がソロマニ国境(Solomani border)を越えて活動しているという事実を示しており、大衆の注目を集めています。


「ソロマニ海軍はもはや活動禁止を徹底しようとする振りすらしていない」オニール船長は語ります。「実際には、望んだところでできないだろうと思うが。何度も戦闘が発生しているし、オクレ(Ochre)のソロマニ海軍基地がメチャメチャになってる証拠も見たよ。ククルカン星系だけが、そこで反乱を起こしているとは思わないね」


包囲下のククルカンについて尋ねられると、オニール船長は1117年の脱退危機勃発以降ククルカンを訪問していないと主張しました。しかしながら、どの船がという情報は伏せたままでしたが、ここ数ヶ月の間に帝国籍の自由貿易船が何隻もククルカンでの取引に成功したと暗示しました。


訳注
 1117年に勃発したククルカン危機は手詰まり状態のままでした(最も最近のニュースが050-1121のもの)。ソロマニ海軍が封鎖していることになっていますが、実態はザルのようだ、というニュースです。
 まあ、ソロマニ自体も党大会の混乱で大変なわけですが。



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