Terra/Solomani Rim 036-1122


ソロマニ国境艦隊(Solomani border fleet)のかなりの部分が、ソロマニ中央政府の意向に反していわゆる「ヴァンテージ・マニフェスト(Vantage Manifesto)」を支持すると宣言した模様です。


ミカエル・レオノフ(Michael Leonov)海軍提督(Fellt Admiral)に率いられた、あるソロマニ海軍上級士官(senior Solomani Navy officers)グループが、ニア・ブーツ・クラスター(Near Bootes Cluster)を自由地域と宣言しました。レオノフ提督はホーム(Home)に対抗する意図を否定していますが、クラスターを「帝国からの攻撃であろうと、チッサノ(Chissano)不当政権の追従者からの攻撃であろうと」あらゆる攻撃から守るように指揮下の部隊に命じています。


レオノフ提督はアレクサンダー・スピリディオン大佐(Captain Alexander Spyridion)からアドバイスを得ています。大佐は既に帝国へ亡命しており、抵抗活動にも好意的です。スピリディオン氏は文官当局との連絡役を受け持っており、最近は反乱の主要メンバーであるジャン・マリコフ(Jan Malikov)氏の指導下で活動しているようです。レオノフ艦隊に赴任していたソルセック(SolSec)政治士官については不明です。


ニア・ブーツ・クラスターが完全にヴェンテージ・マニフェストの元に団結しているわけではない、ということを示す不確かな噂もあります。レオノフ提督指揮下の部隊が、クラスター所属世界であるアクイタイン星系(Aquitaine)及びポリフェムス(Polyphemus)に基地を置く防衛部隊と小規模な遭遇戦を行ったようです。


訳注
 「ヴァンテージ・マニフェスト(Vantage Manifesto)」、ニア・ブーツ・クラスター(Near Bootes Cluster)、については360-1121を参照。
 アクイタイン、ポリフェムスについては、042-1117を参照。
 軍の大勢はマニフェスト側に付いているようですが、地域対立の関係で、軍も地域も一枚岩ではないとのことです。



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