Capital/Core 087-1122


皇室局(Office of the Palace)はシンシア=イフォジニア=グイルバタアシュリバア=アルカリコイ大皇女殿下(Grand Princess Ciencia Iphegenia Guuilbataashullibaa Alkhalikoi)が御懐妊されたことを確認しました。本年末頃に出産の御予定です。医療検査の結果によれば、発育中の胎児は男児で健康とのことです。


このニュースはキャピタル(Capital)に大きな喜びとなって広がっています。皇位継承者が増えるとすれば、1088年以来のこととなるからです。


現地の皇室ウォッチャーの中には、皇女殿下が跡継ぎをもうけられた素早さについてコメントを述べている人達がいます。「もちろん、別の考え方もできます」キャピタル社会についての著名なコメンテイターであるキルドハック伯爵夫人ヴィエナ・アマルフィ・ジルンカール氏(Countess Vienna Amalfi Zirunkaar of Quildhac)は述べています。「もし、皇女殿下がお世継ぎをもうけられなかったら、ドレスデン侯爵(Duke Dresden)の息子の誰かが皇帝になるのです。考えたくもありません」


皇室局はヴィエナ伯爵夫人の失礼な反応に対してやんわりとした叱責を返しています。


訳注
 1088年というのはシンシア皇女殿下誕生年です。



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