Dlan/Ilelish 049-1123


058/1123に受信。


帝国法務省(Imperial Ministry of Justice)は、本日、イレリシュ大公(Archduchess of Ilelish)暗殺計画容疑で逮捕された9人のうち7人がセラート民族(ethnic Suerrat)の者であったものの、彼らが追求していたのがセラートの公式政治目標であった証拠は何もない、との報告を発表しました。


「彼らの持つ民族性がたまたま計画に符合していたのだと考えている」法務省スポークスマンは、早朝のプレスリリースで述べています。「彼らが大公暗殺を望んだ理由は全くわからないが、本件の調査は続行する。」


大公当局者は、捜査がいまだ準備段階にある状態であり、何らかの声明を発表するのは時期尚早であるとして、コメントを拒否しています。


訳注
 セラートについては、058-1119も参照。ドランではいろいろと問題の種になっているようです。



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