Capital/Core 267-1117


ギャンピン(Gampin/Deneb)から 267-1117に受信。


アルファシグニ帝国大学(the Imperial University of Alpha Cygni)からやってきた考古学者達が、デネブ宙域(Deneb sector)のスピンワード側の外れの世界で、「大発見(a major find)」と呼ぶにふさわしいものについて興奮気味の発表を行いました。ギャンピン領(region of Gampin)のハニサン峡谷(the Hansan Cnyon)で発見された、第二帝国(the Second Imperium)時代の人類入植の証拠です。


エイリック=レオーフ教授(Professor Eirik Lheoff)は、「あの場所は、多分、帝国歴−1800年頃の軍の野営地だろう。武器とか宇宙服とかの遺物が色々と発見されたのが証拠だ。そして真に重要なのは、これらが、「人類の支配(the Rule of Man)」時代が終わった後でも探検は続けられていたという説を支持するものであるということだ。


訳注
 「人類の支配(Rule of Man)」はソロマニ人による恒星間国家の名称。「第二帝国」とも呼ばれ、帝国歴では、−2219年〜−1776年に相当する期間に存在した、短命な国家。
 スピンワード方面への関心が薄れていた時代だったがアスランやゾダーンは行動を続けていたので、人類が活動していたという証拠は政治的に色々と意味が出てきます。



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