Deneb/Deneb 309-1117


アレスカンドル・ラガアシガ公爵(Duke Alesksandr Lagaashiga)の広報官は、本日、公爵の長男のジャスティン・ラガアシガ中佐(Commander Justin Lagaashiga)がウサニ(Usani)のマリーソフィー・クリヴィオ伯爵(Countess Marie-Sophie Clivio)と御結婚になると発表しました。この数週間の間、海軍士官として名高いラガアシガ中佐がマリーソフィー伯爵と真剣な交際を決められるのではないかとの憶測が流れていましたが、それを受けての発表となりました。中佐は子供の頃から伯爵とお知り合いでした。更に重要なこととして誰もが見過ごせない事実−この婚約がデネブにおける2つの有力な家族の同盟の始まりを示すものであること−があります。


アルファシグニ帝国大学(the Imperial University of Alpha Cygni)のシャナーシュ・バミードゥシャー教授(Professor Shannash Bamiidshaa)は、「この結婚は、ラガアシガ家とクリヴィオ家との間の長年にわたる関係の絶頂を示すものである。宙域政情への影響は、誰にもわからない。しかし、これが重要なイベントであることは否定しがたい。それはデネブ宙域にとどまらず、領域全体にとって重要なのだ。」と述べています。


結婚の日程については何も明らかにされていませんが、来年の半ば頃にデネブで行われるとの見方が主流です。多くのデネブ貴族の習慣と同じく、星間神聖教会(the Church of the Stellar Divinity)の教区長が式を執り行うことになるでしょう。



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