Capital/Core 128-1118


在野の血液学者エニル=シュギシヴィーリー博士(Dr. Enil Shugishviilii)は、帝国海軍に対して、2年前にデュリナー大公(Archduke Dulinor)の小艇の残骸から回収された組織サンプルの検査許可を求めています。シュギシヴィーリー博士は、組織サンプルが小艇爆発時に大公が乗船していたことを示しているという帝国海軍の結論は性急すぎるものだと考えています。


「大公は、他の多くの裕福な人たちと同様に、緊急時に備えて大量の血液・医療具を携えていただろう」と博士は語ります。「ポイントは、海軍がこれらをデュリナー大公本人のものだとしていることだ。大公が爆発を生き延びたとのだと言う気はないが、私は海軍の結論に疑いを持っているのだ」


海軍のスポークスマンは、シュギシヴィーリー博士の指摘に対してコメントを出していません。


訳注
 久しぶりのデュリナーねた。
 事件の調査が進んでいないことが暗示されています。



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