Capital/Core 158-1119


法務省(the Ministry of Justice)の広報官は、ソロマニ連合からアデール大公(Archduke Adair)と皇帝陛下に対して、アレクサンダー=スピリディオン(Alexander Spyridion)及び数人の元ソロマニ連合海軍士官の引渡しを求める公式要求があったと発表しました。要求書には、本年初頭におきたソロマニセキュリティ(Solomani Security)調整官(Coordinator)マーヤ=キバキ(Marya Kibaki)氏暗殺に関与した件でスピリディオン及び士官達が手配中であると記されています。


スピリディオン氏及び士官達は、連合内で不当な迫害を受けたとして、帝国に政治亡命を求めています。要求書では、亡命者達をキバキ氏暗殺の実行犯として告発はしていませんが、証拠隠蔽と捜査妨害とで手配されているとしています。


アデール大公の代理人が、皇宮に向かうソロマニ連合の外交官に同行しています。代理人は、ストレフォン皇帝(Emperor Strephon)とじっくりと協議をしていたと噂されています。


訳注
 スピリディオン氏は連合に対する反体制運動をおこなっている人物です。関連記事は、095-1119, 114-1119。
 ソロマニ連合海軍士官の亡命については、008-1119, 029-1119, 049-1119。
 キバキ氏暗殺の件は、140-1119。



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