Dingir/Solomani Rim 048-1120


ジンジャー(Dingir)のエリカ・ホートビュードイン公爵(Duchess Erika haut-Beaudoin)が父君の大密会議(Grand Conclave)の場に姿を見せ、どちらかと言えば退屈と言ってよい、保守的な貴族の集まりに華を添えられました。公爵と父君とが緊張関係にあるという噂に反し、父君ロバート公爵は夜通しエリカ公爵の傍らにあり、ゲスト達の前では、暖かみあふれた様子で会話を交わされていました。ビュードィン公爵は、若い男性の出席者に対して娘を紹介することに特に熱心であり、エリカ公爵が舞踏場で一時を楽しむのを見守っておられました。


訳注
 320-1119に大密会議開催に関する記事があります。
 この発表についてエリカ公爵が消極的だったこともあり不仲説が流れていたようです。
 しかし、英語だと duchess と marquis で済まされているのが日本語だとどちらも公爵となってしまい、「公爵と公爵が」と言う分かりづらい文になってしまいかねないのが困りもの。今回は、名前を明記することで回避しました。



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