Vantage/Solomani Rim 360-1121


非公開会合の後、ソロマニ党(Solomani Party)幹部会はソロマニ連合(Solomani Confederation)内での全面的な変革を提唱するマニフェストを公表しました。


ここヴァンテージ(Vantage)での非公開会合において、幹部会のメンバーは主にニア・ブーツ・クラスター(Near Bootes Cluster)所属世界からの代表者で構成されていました。その大半はマーク・チッサノ書記局長(Secretary-General Marc Chissano)による「不法な」政府に抗議して今年初旬に書記局(Secretariat)を去った者達です。


幹部会スポークスマンのジャン・マリコフ氏(Jan Malikov)が本日、マニフェストの存在を発表しました。「一世紀以上に渡り、我々ソロマニは自ら作った牢獄の囚人として生きてきた。種族的宿命の名の下に、かつては生得権としてみなされていた自由を自ら否定してきたのだ。外部の敵に怯えるあまり、敵がもたらしえたよりも大きな災いを自らに課してきた。それも、これまでだ。」


マリコフ氏はヴァンテージ・マニフェスト(Vantage Manifesto)と名付けた原稿を報道陣に配布しました。改革の中では、ソロマニ党による合法的政治活動独占の打ち切り、ソロマニ連合軍の機構改革、ソルセック(SolSec)の「監視」プログラムの廃止、などを明確に訴えています。


マニフェストが党幹部会メンバーにもたらす結果について問われると、マリコフ氏は「マニフェストがあろうとなかろうと、我々はチッサノ政権に捕らえたら死んだも同然だ。ソロマニ人民にとって最良なことをするためには、抵抗した方がよいと考えたのだ」と述べました。


訳注
 チッサノ書記局長による強権発動が305-1121のニュースにありました。一方、マリコフ氏らによる退出は160-1121、ヴァンテージに姿を現し幹部会の開催を発表したのが265-1121です。幹部会の内容が明らかになったわけです。



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