Enos/Spinward Marches 106-1122


ソードワールズ連合(Sword Worlds Confederation)の孤立星系で起きた急な大衆革命は、ロス女王(Queen Ros)が権力の座に戻るという結果になりました。


イーノス(Enos)の君主制は、先王オディンカール6世(King Odinkar VI)が1108年に崩御されて以降、混乱状態にありました。唯一の後継者であるロス皇女殿下(Princess Ros)は当時まだ幼かったため、歴代摂政の手に政権はゆだねられました。昨年始まった革命は、王室の遠い親戚にあたる当時の摂政、
ハムンド・ナフニセン・リセガー(Hamund Nafnisen Riseger)の退陣を求めました。


ロス女王はまだ年若く、今のところ何の宣言も出していませんが、イーノス人民に対して、「強奪者」に対抗して王室を支持してくれたことに謝意を表するものと思われます。


イーノスはソードワールズ連合の一員ですが、国内経済や星系間貿易はホーテレズ(Hortelez et Cie)社やLSP(Ling-Standard Products)社などの帝国内メガコーポの支配下にあります。ロス女王の復位が、進みつつある星系の帝国化に影響があるのかどうかは不明です。



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