Capital/Core 186-1118


偵察局の広報官が本日明らかにしたところによりますと、新しくシリア大学(the University of Sylea)比較知的種族学バナスダン議長(Banasdan Professor of Comparative Sophontology)に任命されたガニディイルシ=シマルー博士(Doctor Ganidiirsi Simalr)は、帝国内の文化民族保存についての特別皇室会議(the Moot)の前に所在を連絡するようにとの依頼を受けたとのことです。


異例なことですが、ストレフォン皇帝(the Emperor Strephon)陛下が(シリア大公の身分で)会議に参加される予定であり、又シンシア=イフォジニア皇女殿下(Princess Ciencia Iphegenia)も本議題についての個人的な関心の深さから会議に招待されています。


シマルー博士は、ウシュラ公爵(the Duke of Ushra)の息子で、(大学のコンサルタントとして)偵察局の接触連絡部(IISS Contact and Liaison Branch)に長年勤めており、比較知的種族学(comparative sophontology)において、高く評価されています。博士は次の叙任録(the next Birthday List)で、高名なる「矢の騎士団」(Order of the Arrow)の騎士に叙せられると見られています。



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