Shululsish/Solomani Rim 322-1120


本日、公爵領上院(ducal senate)での議題に次期アルデラミン公(Duke of Alderamin)の身分が取り上げられました。会議後のインタビューでは幾つかの驚くべき内容が明らかにされました。多くの男爵位貴族が当日の議論のリーダーとしてシュルルシシュ伯爵(Count of Shululsish) カール・ギルデンスクジョルド(Carl Gyldenskjold)氏をあげていました。他に多くの票群を集めた集めたのは、クーフラン(Cuchulain)のウィレム=サラクロウ伯爵(Count Willem Salacrou)と、ホーツィン(Hotzin)のオーレリー・ムアディン伯爵夫人(Countess Aurelie Muuadin)です。


最大の驚きを持って迎えられたのは、アスラン(Aslan)の最高権力者(chief-paramaount)テアタウカクトゥコ(Teahtaukhakhtko)氏の一件です。議論中のある時点において彼は明らかに公爵候補であったにもかかわらず、投票では少数の票群しか集まりませんでした。しかし、コー(ko*1)自身は考慮対象となることを拒み、上院のアスラン人メンバーに対して投票を棄権するよう明確な指示を出していました。結果、コーが集めたのは非アスラン人議員の票のみで、自身は棄権したようです。この行動について説明する予定はないそうです。


少数の親ソロマニ派は、抗議を示すため、太古のソロマニ文化のイコンであるミッキーマウスを候補としてサポートしました。アデール大公(Archduke Adair)ははっきりといらだちを示し、候補から除外させました。


ホーツィンのウィリアム=ロイス男爵(Baron William Royce)が半ばで退出させられた以外は、本日の議事進行は整然としたものでした。宮殿の監督官(Sergeant of Arms)は退出の理由についてのコメントを拒否し、アデール大公の命令によるものだとのみ語っています。上院会議場を離れるとき、ロイス男爵は、奇妙なものを身につけていました。頭の両脇に大きな黒い円盤を付けていたのです。


訳注
 ここ数週間続いているアルデラミン公を巡る会議のニュースです。最後の「黒い円盤……」の部分はよく分かりません。



Ω

*1:訳注:アスランの部族指導者