Capital/Core 355-1120


ストレフォン皇帝陛下(Emperor Strephon)は、本日、アルベラトラ皇帝祠(the tomb of the Empress Arbellatra)での皇室行事を主催し、公式に年末祝祭シーズン(Holiday season)が始まりました。例年の習慣とは異なり、目立たない距離から祝典の記録をとるようにと、皇帝陛下はニュースメディアを招待されました。


祝典では、シンシア・イフォジニア皇女(Grand Princess Ciencia Iphegenia)殿下が皇帝陛下の補佐をなされました。残りの皇族方は祝典を欠席されました。大半が、各地で行われるストレフォン皇帝陛下在位50周年記念祝典を主催されるために、出発された後なのです。


センプラス公爵イアン・アシュラン公(Duke Ian Ashran of Cemplas)も式典では重要な役割を果たされました。公爵は、奥方と多数のテュケラ系親族に付き添われていました。公爵の先祖のセルゲイ・トーギャン・アシュラン(Sergey Torgyan Ashran)はアルベラトラ皇帝の夫君であり、同じ祠に埋葬されています。アシュラン家は毎年の行事に参加する権利を有していますが、大抵の年はこの栄誉を辞退していました。


祝典終了後、皇帝陛下は公式声明を発することなく式場を離れられました。


訳注
  トラベラー世界も年末年始の祝日に突入しました。



Ω