Capital/Core 365-1120


在位50周年の年始祝日を明日に控えた今日、ストレフォン皇帝陛下(Emperor Strephon)はシンシア・イフォジニア皇女(Grand Princess Ciencia Iphegenia)殿下の婚約を発表されました。


皇女殿下の配偶者となられる予定なのは、ウシュラ(Ushra)ダグダシャグ宙域(Dagudashaag sector)大公の後継者、フレイター・ガニディイルシ・リング・シマルー博士(Doctor Frater Ganidiirsi Ling Simalr)です。博士はシリア大学(University of Sylea)の終身教授であり、同大学の比較知的種族学バナスダン議長(Banasdan Chair of Comparative Sophontology)でもあります。第3帝国で最も影響力のある若手学者の一人と目されており、皇帝陛下に対する非公式アドバイザーと見られていました。


皇女殿下と婚約者とは、在位50周年式典の開会式を終えてからキャピタル(Capital)を離れられ、ダグダシャグ、ガシュメグ(Gushemege)両宙域への大旅行(Grand Tour)を御一緒になされることになります。結婚式は1121年にガニディイルシ卿の母星であるウシュラ(Ushra)で行われる予定です。


訳注
 最後に大ネタ。シマルー博士については、 186-1118、161-1118、100-1118、001-1119と叙任関係のニュースが、 012-1119に調査団への同行に関するニュースが、それぞれありますが、婚約関連の話は無かったと思います。



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