Home/Aldebaran 150-1121


マーク・チッサノ書記局長(Secretary-General Marc Chissano)は、書記局員の身分あるいは書記局長としての地位を手放すことはない、と公式に発表しました。


自身が前回の書記局長選挙の候補者であったナショナリスト(Nationalist)派の指導者ジャン・マリコフ氏は、本日書記局で、これを激しく攻撃するスピーチを行いました。「加盟国政府が書記局への代表者を罷免する権能は、連合憲章(Confederation Charter)の基本的な要素である。この規定に違反することは、ソロマニ政府の最も基本的な原理である星系の独立、民主的手続き、法の支配、を損なうことである。私はマーク・チッサノ氏に対して、いますぐそこから降りるように要求する。我らの社会の基盤がこれ以上損なわれる前にだ。」


一方、連合海軍(Confederation Navy)部隊はホーム(Home)星系に集結し、マーク・チッサノ氏の母星トワイライト(Twilight)星系への平和執行任務の準備を行っています。何人かの海軍上級士官が突然辞任を表明したため準備は遅れています。おそらく、部隊内でのソロマニセキュリティ(Solomani Security)の反対行動によるものでしょう。


訳注
 123-1121に表面化した問題の続きです。
 チッサノ氏が辞任を拒否したのも反対派がこれを攻撃するのも予想通りではありますが、ソロマニ内部の問題は混迷を続けています。



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