Sarmaty/Solomani Rim 156-1121


サーマティ(Sarmaty)星系で行われていた帝国艦隊演習中に大事故が発生しました。10000トン級貨物船プライド・オブ・カアウル(Pride of Kha'urru)が第1291植民地艦隊の分遣隊から攻撃を受けたのです。貨物船は船員、貨物ともに大きな損害を受け、おそらく船体も全損したと思われます。


海軍広報官のフィル・ウィルソンマクレイグ大尉(Lieuteant Fielle Willson-MacCraig)は「貨物船は航法警報を見落とし、実弾射撃地帯の真ん中に進んでしまったのです。この件について、通信センサーシステムが不調だった証拠があるため、海軍は貨物船の乗員が不注意だったとは考えておりません。不幸にして、警報が届く前に、訓練に参加していた3隻の艦艇の砲術士官が、貨物船を目的浮標と誤認してしまいました。訓練は直ちに中止され、可能な限りの手が救難・回収任務に投じられました。当然、海軍は乗員と積み荷の損失を補償します。」


サーマティ星系での演習は事故の完全な調査の結果が出たとの通達のあるまで停止されます。プライド・オブ・カアウル号はサーマティ星系アオロトイ(Aorhtoi)国に登録されており、乗員はアスラン人で、アスラン人の所有選です。


訳注
 事故のニュースです。特別な背景があるかどうかは不明。



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