Home/Aldebaran 340-1122


ホーム(Home)近辺地域での戦闘の影響で、ソロマニ政府(Solomani government)の上層部でクーデターがあった模様です。


トラベラー・ニュース・サービス記者によれば、マーク・チッサノ書記局長(Secretary-General Marc Chissano)政権の全高官が惑星のコミュニケーションネットから姿を消したとのことです。書記局長自身は、現地時間で8日間に渡り姿を見せていません。最後まで残っていたキャサリン・レザレ司法大臣(Minister of Justice Catherine Lesalle)も、52時間前の文書のみの声明を最後に姿を消しています。


主要都市および重要拠点は現在、郷土軍(Home Guard)、ソロマニ・セキュリティ部隊(Solomani Sceurity troops)、並びに軌道上のタスクフォースから派遣された海兵隊の混合部隊によって占拠されています。突発的な暴動は続いていますが、チッサノ政権支持者が戦闘継続よりも降伏を選ぶにつれて、縮小しているようです。占領軍は今のところ、市民集団との接触を注意深く避けています。


ナショナリスト派のリーダージャン・マリコフ氏(Jan Malikov)は、首都の書記局ビル(Secretariat Building)から姿を現し、用意していた短い声明を読み上げました。氏は臨時政権発足を宣言し、連合の全世界に対して、新たな書記局員を選出する特別選挙の実施を求めています。


「これからが大変だ」氏は出発前に、海軍上級士官およびソロマニ・セキュリティ高官等を前に語りました。



訳注:
 とうとうソロマニ連合の内紛は首都星系でのクーデターに発展しました。



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