Dimmurak/Solomani Rim 168-1120


選挙の3日前、首都で爆弾が爆発し、市民7名と星系外から来ているオブザーバー数名が死亡した模様です。死傷者の中には、恒星間労働者組合(the Interstellar Brotherhood of Labor:IBL)の指導者であり、当地における民主化運動の主要メンバーでもある著名なチェン・ゴロック氏(Cheng Golok)も含まれています。ゴロック氏が死亡したのか負傷に留まったのかは、IBLの関係者が氏を素早く安全な場所に移動してしまったため明らかになっておりません。


「我らの敵の喉元に突きつけられたナイフは取り除かれてしまった」人民党(People's Party)の議長に相当する立場のエネリ・シリカ(Eneri Shirika)氏が語りました。「偉大なる人物は倒れた。彼が戻ってくるかどうかは分からない。しかし、我らの敵が彼を黙らせようとしたとするのなら、彼らは失望することになるだろう。彼は、自由で恐れを知らぬ人民が手にする幾千ものナイフとなって彼らの元に戻ることになるからだ」


爆弾事件に対する大衆の反応は、衝撃と怒りといったところです。間近に迫った選挙への影響ははっきりしていません。


訳注
 同じくディムラック(Dimmurak)発の150-1120のニュースの続報です。



Ω